企業価値を高め、統一されたメッセージを発信する媒体

　会社が外部に対して、自社がどういう会社であるかを伝える場面は企業活動が行われていれば必ず存在します。「新規顧客への会社説明」「仕入れ先への会社案内」「金融機関や投資家への情報提供」「採用活動」に対してなど様々な場面が想定されます。それぞれの場面において、伝えたいことは様々です。会社の信頼性・安定性・成長性、事業内容やサービス・製品の特性、会社の歴史や経営者の考え・理念など、これら会社統一のメッセージを出していくそれが会社案内パンフレットになります。様々な外部関係者に正しく伝えるべき事が伝わるそれこそが会社の信頼感、企業ブランディングにつながり、企業価値を向上させ、またサービスや製品の採用といった営業活動での結果につながっていきます。

　インターネットが普及したいま、多くの企業がWEBサイトを持っています。そして企業のWEBサイトのメニューには必ず会社概要、企業理念や沿革、事業内容を紹介したページがあります。世界中の人が見ることができ、会社の顔である企業のWEBサイトですが、その一方でパンフレット型（紙）の会社案内もいまだ健在です。

　ではなぜパンフレット型（紙）の会社案内が今もなお必要なのかその役割の違いについて比較してみましょう。

会社案内パンフレットとWEBサイトの役割の違い